市ヶ谷・九段・麹町の腰痛、肩こり治療院 Enerzy Chiropratica(国際基準カイロプラクティック) の日記
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肘の痛み
2012.08.16
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肘は体重を支えている膝関節とは異なり、大きな加重に曝される事が少ない事から、大きな障害を抱えることが少ない関節です。しかし、スポーツなど繰り返しの曲げ伸ばし等で痛みを引き起こしやすい関節です。痛みを肘で感じていても、関節以外の周辺筋群に問題がある可能性もあります。また、肘の痛みに痺れを伴う場合もあり、首や肩、手首に問題がある場合も考えられます。
代表的な肘の痛み
○外側上顆炎(テニス肘)
主な原因として仕事やスポーツなどでの使い過ぎが考えられます。肘の外側に付いている筋肉は手首を反らす働きをする筋肉があり、手首を反らす運動時に強いストレスを繰り返す事によって発症します。肘の外側に痛みが生じることから外側上顆炎といわれます。テニスプレーヤーによく見られる障害で、テニス肘とも呼ばれます。テニスのバックハンドで影響を受けます。
○内側上顆炎(ゴルフ肘)
肘の内側にある、肘や手首を曲げる筋肉が、肘や手首を曲げる運動を繰り返す事によって、ストレスを受けて痛みを起こします。肘の内側に痛みが生じることから内側上顆炎と呼ばれています。ゴルフ選手によく診られる症状のために、ゴルフ肘と名前が付いていまが、ゴルフ以外の競技でも、野球やテニス(ファアハンド時)でも発症します。
○肘部管症候群
誰もが肘の内側をぶつけて手が痺れた経験があると思います。肘の内側には尺骨神経という神経が、手の薬指と小指の感覚や運動を支配する神経に続きます。この神経は肘を通過する時に肘の骨と靭帯に囲まれた細い隙間を通るのですが、隙間が狭いために、肘の曲げ伸ばしで炎症を起こしやすく、周辺にある靭帯や骨に圧迫されて、薬指や小指に神経症状を起こします。また、生まれつきや外傷に起因する。肘の外側への曲がりが強い人にもこの症状は起こりやすいです。
肘の痛みへのカイロプラクティック・アプローチ
カイロプラクティックでは影響を受けている筋肉組織を調整し、痛みの軽減を行います。肘以外にも肩周囲や背中にもアプローチしていき、肘への負担を減らし、痛みが軽減してから正しいストレッチや運動を指導していきます。
自分の症状がどれに近いか、どうケアしていけばいいのか?不安は尽きないと思います。
不安を取り除く意味でも、一度、エナジーカイロプラティカにご相談下さい。